刺し子のふきんの晒

刺し子の道具と材料

刺し子のふきんを作る時に使っている、材料の晒。

ドラッグストアで売っていたり、インターネットでも手軽に手に入る布です。

晒の布には、いくつか種類があって、

  • 文規格(太めの20番手の糸)を使用した通気性が良い、ざっくりとした感じの生地
  • 岡規格(細めの30番手の糸)を使用した、きめ細かい感じの布

などなど、調べてみるとこの他にも特文や特岡といった種類の生地もあるようです。

私は文規格の晒と、業務用で細幅の目がぎゅっと詰まった感じの晒を主に今は使っています。

同じ文規格の晒でも製造元が違うと布の感じや表情が少しずつ違うのだなぁと今まで色々な晒を購入し使ってみて感じました。少しパリッとした感じだったり、くたっとした感じだったり、無蛍光の晒は真っ白でなく少し黄味がかった色だったり、といろいろです。

晒をインターネットで検索すると沢山出てきます。刺し子を始めた時はどの晒を買えば良いものか悩んで、これで良いかなぁ?と思ったものを一反10m購入したのですが、買った晒は柔らかすぎるなぁという印象で、刺し子の印線が引きにくいなぁと感じたのを覚えています。

その後に、違う晒を買ってみたり、刺し子をする前に、布に下線を書く時に使用しているチャコペンも、力を入れなくてもスッと綺麗に書けて滲まないものを探して、いくつか試したりしました。

今まで沢山ふきんを作ってきて、手が慣れてきたので、もしかしたら最初に買ったあの柔らかすぎると感じた晒でも、綺麗に線を書いたり作れたり、今なら出来るかもしれないなぁとも思いますが、道具や材料が変わると、刺し子がしやすくなったり、綺麗に仕上がるようになるのだなぁと、色々試してみて感じました。

私が今、よく使っている晒は、吉田織物さんの晒(吉田晒と海軍晒)他には藤木織布工場さんの晒。写真、一番右側のものは未晒しの晒で生成色です。

(写真には無いですが、業務用の小幅晒は吉田織物さんに直接注文して購入しました)

使いやすいと思う材料は人それぞれです。ご参考までに。

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